#1 八月ちゃん・SYK 2人のプロデューサーが結成秘話を語る!!

TOROi

2024/05/09 20:00

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-2024年4月、都内某所にて。

 

八月ちゃん「はい!(録音を)回しました。」

 

 ???「じゃあ、どこから話そうか。」

 

八月ちゃん「まずこの対談はTOROiがもうすぐ1年を迎えるという節目に、グループの結成秘話をひとりでも多くの人に知ってもらいたいなぁと思い、対談形式の特集としてTOROiの公式サイトに掲載しようかなと。とにかく、思い立って録音を回しております。」

 

八月ちゃん「はい...ということで、この対談は2人でお送りします。 まず初めに私、プロデューサーの八月ちゃんでございます。そして、ななななんと...!笑」

 

???「あぁ、そこから?笑」

 

八月ちゃん「ふふ、そうですよ。笑 まずは紹介をしないと!」

 

八月ちゃん「...はい!対談のお相手は、”SYK”さんです。 TOROiの曲によっては作詞にSYKさんのお名前が載っていたりするからTOROiのコアなファンの方の中には『この人は一体誰なんだろう?』って思っていた人もいるんじゃないかなと。」

 

SYK「あと、(ライブの)現場に来ている人はきっとそう思っているよね。」

 

八月ちゃん「確かに!」

 

八月ちゃん「ではさっそく”ネタばらし”…というほどでもないけど、ネタばらし的に話をすすめていくと、『TOROiには実はプロデューサーが2人いる!』ということが今回明かされるわけです。」

 

一同「(笑)」

 

SYK「そうだね、なぜプロデューサーが2人体制なのかということは、結成秘話を話せば色々なことがなにかしら繋がってくると。」

 

八月ちゃん「結成秘話を話すことで、SYKさんと八月ちゃんの2人のプロデューサーで、なぜこの”TOROi”というグループを始めることになったのかが多分わかります。」

 

八月ちゃん「うーん、だけどどこから話そう。」

 

SYK「もう、前置きなくいこうか。笑」

 

八月ちゃん「そうですね。前置きなく言うと、約2年前のことですね。」

 

SYK「なんだかんだね。」

 

八月ちゃん「なんだかんだ約2年前ですね。詳しくいうと2年前の5月に、Tさんという方が亡くなられたんです。」

 

SYK「そうですね。驚きのね。嘘なんじゃないかって思ったよね。」

 

八月ちゃん「そうそう、嘘であってほしかったです。 まぁそんな悲しいことがありまして…」

 

八月ちゃん「ちょっと長くなってしまうんですが、やっぱりちゃんと経緯を話しますね。

私は以前、2014年夏から6年間くらい”おやすみホログラム”(通称:おやホロ)というユニットで活動をしていました。」

 

八月ちゃん「そのユニットを2020年10月に脱退して、ソロ活動を開始して1年半くらい経とうとしていたときですね。当時の私は弾き語りのライブをしつつ、新宿のコールセンターでバイトをしていたんです。笑」

 

SYK「フフッ(笑)」

 

八月ちゃん「そんなある日の夜に、Tさんが亡くなったと悲しいお知らせを知るわけです。そのお知らせを聞いた次の日も当たり前にコールセンターのバイトがあるわけですが、ボーッとしちゃって仕事が手につかないくらいショックでした。で、休憩時間もボーッとしながら、Twitterを見ていたんです。」

 

SYK「うん」

 

八月ちゃん「そしたら、おやホロの時によくライブに来てくれてお世話になった方たちのツイートが流れてきて、Tさんを偲ぶためその日の夜に新宿BLAZE前に集まると知りました。」

 

八月ちゃん「でも一応は演者側でもある私が勝手に行ったら場違いじゃないかなぁとか、少し悩んだんですけど…でも、もうとにかく悲しくて。

Tさんは、活動をはじめたての2014年夏にお客さんが2人しか居なかった弾き語りのライブにも来てくれたり、たくさんツイートでいじってくれた…とてもお世話になった方のひとりだったので…やっぱり居ても立ってもいられず。

『今日行かなかったら、たぶんずっと後悔しそう!』と思ってもう完全に自分の気持ち優先で、バイト終わって新宿BLAZE前に直行したんです。」

 

八月ちゃん「そしてその新宿BLAZE前でSYKさんと初めて会うんですよね。」

 

SYK「そうだね。ちなみに俺は、おやすみホログラムを2,3回ぐらいしか見たことない。」

 

SYK「だからもちろんチェキも行ったこともないし~…」

 

SYK「あとまぁ、仮にチェキを撮りに行くとしても八月ではなかっ…」

 

八月ちゃん「(食い気味に)オイオイ!!!笑」

 

一同「あはは(笑)」

 

八月ちゃん「まぁそんな状況で、私が新宿BLAZE前に泣きながら登場するんですよネ。笑」

 

SYK「そうねぇ、だから俺の八月の第一印象って『なんだあの泣いているヤツは。』だったかな。」

 

八月ちゃん「みんなに『(泣くの)早えぇよー』って笑われましたね。笑」

 

SYK「それであとあと他の人から、『あれが八月ちゃんだよ』って教えてもらって、『はぁ?なんだアイツ。笑』って。笑」

 

八月ちゃん「まぁそんな感じで、BLAZE前でTさんに向けて献杯して、お酒を飲みながらみんなで思い出話をしたりしてたんですよね。」

 

八月ちゃん「そこで昔からよくライブを見に来てくれていた方に、『この人はSYKさんだよ。この人はおもしろい人だから、ハチコも何かおもしろいことをやりたいと思ったら、相談したらいいよ。』みたいな感じで紹介してもらったんです。」

 

SYK「うん。」

 

八月ちゃん「最初はSYKさんから『八月ちゃん、アイドルのプロデュースは興味ないの?』っていう話からでしたね。」

 

SYK「そうだね。」

 

八月ちゃん「ぶっちゃけると、その時はもうソロになっていたし、今後グループで活動…それこそ”アイドルグループ”として活動をすることは、その時全く考えてなかったんですよ。 だからその場では即答できなくて、『ちょっと考えます』って、数ヶ月悩みました。その間に、今までの自分の活動のことやこれからのことを改めて思い返したりしました。」

 

八月ちゃん「だけど、こういった話になるキッカケがTさんの追悼の新宿BLAZE前だったっていうのが大きかったです。
もしかしてこれって、Tさんの繋いでくれたご縁なのかなって。」

 

 

八月ちゃん「なんかていうか…もう一回こう…自分の果たせなかったことをやるのもアリなのかもってすごく前向きに考えられて。そして考えていく中で徐々に『これは今やるべきことなんだ。』って思えてきたんです。」

 

SYK「なるほどね。」

 

八月ちゃん「まだ私も戦いたいなって。今の自分の出来ることを最大限に生かして、自分のグループを作って、そのグループが育っていったらすごくいいなと思ったんですよね。Tさんに見てもらうことができないのは寂しいなって思うんですけど。」

 

SYK「そうだね。」

 

八月ちゃん「まぁこんなかんじで、TOROiの結成は”新宿BLAZE前”のご縁ですね。」

 

SYK「うんうん。ちなみに俺の第一印象はどうでした?笑」

 

八月ちゃん「私のSYKさんの第一印象は…金髪でロン毛だし、フツーの人ではないだろうなという感じ。笑」

 

SYK「あははは」

 

八月ちゃん「まぁ、一般の方ではなさそうでしたよ。笑」

 

SYK「まぁそこで八月は色々考えて、『この人と一緒に組んだらおもろいことできるかも』と思ったから、『もう一回アイドルをやってみようかな』になったんでしょ?そう思うキッカケは何だったの?」

 

八月ちゃん「BLAZE前で初めてSYKさんと話してから、その後コンタクトを取っていく中でアイドルについての話をたくさん話したんですけど、共通してる話題が多かったんですよね。

まぁそれってもう何年も前の話だけど、2015年~2017年とかそこら辺のアイドルシーンを知ってる共通の感覚を持ってるなと思ったんです。 私たちの共通する認識で、やっぱあの時代面白かったよねとかっていう感覚があって、もう一回同じことをしたいわけじゃないし、同じことなんて絶対にできないっていうのも分かってる。」

 

八月ちゃん「だったら何か自分たちが今おもしろいと思うことを、この時代に見つけていこうぜみたいな感じの波長があったというか。」

 

八月ちゃん「だから、この2人のプロデュースだったらいけるんじゃないかとちょっと希望を持ったんです。 SYKさんは元々アイドルのプロデュースをされてた経験もあるから、私はプロデュースの心得を教えてもらいつつ、自分の成長にも繋げたいとも考えました。」

 

八月ちゃん「まぁ、私はプロデュースと並行して、プレイヤーとしてもステージに立って活動をするかについては、ギリギリまでかなり悩んでいたんですけど。

でもステージでのいろんなことは今までたくさん経験してきたなって自信があるので、それはメンバーと一緒にステージに立つことで私がプロデューサーとして伝えられるものがTOROiの強みに なるんじゃないかなと思っています。 なので、この2人の各々の強みを生かした2人体制プロデュースは自分としてもかなり心強いです。」

 

SYK「なるほどね。じゃあ結成秘話はここらへんにしておこうか。」

 

八月ちゃん「そうですね。これ永遠に語れちゃうなぁ。笑 この対談、またやりたいですね。」

 

SYK「そうだね。」

 

八月ちゃん「ふふ、そうしましょう。TOROiの1周年がますます楽しみになってきましたね!」

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